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最適な行き方が見つかる!東京から京都へのアクセスガイド

最適な行き方が見つかる!東京から京都へのアクセスガイド

最終更新

日本を旅行するなら「東京」と「京都」の両方を訪れたい、と考えている人は多いのではないでしょうか。
どちらも世界的に人気の観光都市で、日本の多様な文化や魅力に触れられる場所です。
両都市は最短2時間強で移動できるため、1回の旅行でどちらも巡ることが可能。
この記事では、東京から京都への行き方を交通手段別に、費用・所要時間と合わせて紹介していきます。
さらに、京都と一緒に楽しめる近郊の人気観光地についても、その見どころをまとめてご紹介。
記事を参考にすれば、東京から京都、そして京都を起点に関西地方を巡る魅力的な旅行プランを立てられるはずです。

目次

東京と京都を合わせて巡るからこそできる体験がある

首都・東京は、日本の最先端の文化や技術が集まる大都市です。
上野公園や東京タワーといった名所に加え、高層ビルが立ち並ぶ新宿や渋谷には、全国から多くのショップや飲食店などが集まり、多彩な体験ができます。
渋谷スクランブル交差点の人波をかきわけるように歩き、深夜まで賑わう繁華街で夜遊びを楽しめるのも、東京ならではの醍醐味。
一方、京都は千年以上もの間、首都として栄えた歴史を持つ古都です。
金閣寺清水寺をはじめ、由緒ある神社仏閣や古い街並みが数多く残り、日本の歴史や伝統文化を肌で感じられます。
祇園の石畳を歩く舞妓の姿、路地にひっそりと佇むカフェで抹茶文化を体験できるのも魅力のひとつ。
両都市をセットで巡れば、日本の最先端と歴史・伝統文化を一度に味わえ、対照的な風景の連続が旅の記憶をより深く彩ってくれるはずです。

日本の最先端が集まる首都・東京

日本の最先端が集まる首都・東京

日本の伝統文化・歴史を感じられる古都・京都

日本の伝統文化・歴史を感じられる古都・京都

東京から京都への移動距離と所要時間

東京と京都は直線距離で約365km、移動距離で450km~500km程度離れています。
以下の通り、所要時間は利用する交通手段やルートによって大きく変わります。
快適かつ早く移動したい方は「新幹線」、交通費を抑えたい方は「高速・夜行バス」を選ぶのがお勧めです。

交通手段
片道の所要時間
新幹線
約2時間10分
在来線のみ
8時間~8時間30分
高速・夜行バス
7時間~8時間程度
飛行機+リムジンバス
2時間30分程度 (羽田空港-京都駅間)
レンタカー
5時間~6時間程度 (途中休憩なし)

東京から大阪・京都・奈良、どこが一番近い?

大阪・京都・奈良はいずれも関西地方の中心部にあり、比較的近い距離に位置しています。
相互に結ぶ鉄道や道路網が発達しているので移動が便利で、それぞれ30分~1時間程度でアクセスできます。
各府県の人気観光地に行き来しやすい点も、旅行者にとっては嬉しいですよね。
宿泊施設や飲食店も豊富で全体的に利便性が高いです。
東京駅を起点にした場合の移動距離と所要時間は、以下の表にまとめました。

東京から大阪までの距離と最短の所要時間

東京からの移動距離
500km~550km
東京駅からの最短の所要時間
約2時間20分(新大阪駅まで)

東京から京都までの距離と最短の所要時間

東京からの移動距離
450km~500km
東京駅からの最短の所要時間
約2時間10分(京都駅まで)

東京から奈良までの距離と最短の所要時間

東京からの移動距離
450km~500km
東京駅からの最短の所要時間
約3時間(奈良駅まで)

東京から京都への主な移動手段

東京から京都には様々な方法でアクセスできます。
4つの主要な交通手段について、所要時間や料金などの特徴を説明していきます。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、優先事項と照らし合わせながら自身にとって最適な行き方を見つけましょう。

最も便利で早い移動手段「新幹線」

東京から京都への交通手段で一番便利なのが新幹線です。
東京駅もしくは品川駅と京都駅間を最速約2時間10分で結び、快適かつ効率的に移動ができます。
車内設備も整っているので、時間を最優先したい方や体力を温存したい方にお勧めです。
一方で、運賃が高く、ゴールデンウィーク・年末年始などの繁忙期は混雑し、座席を確保できないリスクがあるのがデメリットに挙げられます。
以下の通り、停車駅数と所要時間によって3タイプに分かれ、運行本数の多い「のぞみ」が最も早く着きます。
また、「ひかり」・「こだま」であれば「JAPAN RAIL PASS(訪日観光客専用パス)」の利用が可能です。

種別:のぞみ号

自由席の運賃
13,320円
指定席の運賃
13,970円
グリーン車の運賃
18,840円
所要時間
東京駅:約2時間10分
品川駅:約2時間5分

種別:ひかり号

自由席の運賃
13,320円
指定席の運賃
13,650円
グリーン車の運賃
18,520円
所要時間
東京駅:約2時間40分
品川駅:約2時間30分

種別:こだま号

自由席の運賃
13,320円
指定席の運賃
13,650円
グリーン車の運賃
18,520円
所要時間
東京駅:約3時間37分
品川駅:約3時間30分

※2025年6月時点の情報、時期によって200円~400円増額

新幹線のチケットの種類と購入方法

新幹線のチケットは、駅にあるみどりの窓口や指定席券売機、旅行会社で購入できます。
スマートフォンアプリ・JR各社のウェブサイト(えきねっとなど)で事前に予約し、出発日前に列車を押さえることも可能です。
座席は大きく「指定席」と「自由席」の2種類があります。
指定席は乗車する車両・座席があらかじめ決まっており、自由席は座席指定がなく、空いている席に座る(満席の場合は立つ)スタイルです。
繁忙期や確実に座りたい場合は指定席、コスト重視や短距離の利用なら自由席がお勧めです。
購入した「乗車券」と「特急券」は重ねて自動改札機に入れて、忘れずに受け取りホームへ向かいましょう。

自動改札機には「乗車券」と「特急券」は重ねて入れることも覚えておこう

自動改札機には「乗車券」と「特急券」は重ねて入れることも覚えておこう

新幹線に乗るなら知っておきたいルールとマナー

新幹線には1人あたり30kg以下の手荷物を2つまで無料で持ち込めます。
ただし、縦・横・高さの合計が160cm以上250cm以内の大型荷物は「特大荷物スペース付き座席」または「特大荷物コーナー付き座席」の予約が必要です。
いずれかの座席利用に追加料金は発生しませんが、予約を忘れると1,000円の手数料が請求されます。
ただ、2025年7月1日から当面の間は、試行的に一部のデッキ部に設置されている「特大荷物コーナー」を予約なしで荷物置き場として利用できます。
試行期間中は「特大荷物コーナー付き座席」を予約できないため、特大荷物を持ち込む際は、「特大荷物スペース付き座席」を予約してください。
ベビーカーや楽器などの例外的な荷物もありますが、原則250cmを超えるものは持ち込めません。
新幹線内でのマナーは在来線と基本的に同じです。
大声での会話や他の乗客への迷惑になる行為は避け、通話は車両の端で手短に行いましょう。
周囲への配慮しつつ、読書・駅弁など移動時間を快適に楽しんでください。

新幹線には手荷物の制限があるので事前に把握しておこう

新幹線には手荷物の制限があるので事前に把握しておこう

移動時間が長く負担は大きいが料金が安い「高速バス」

高速バスはコストを最優先したい体力がある方にお勧めの交通手段です。
便や時期によって料金は変動するものの、平日なら3,000円~4,000円程度が相場と全選択肢の中で最も安く抑えられます。
夜行バスを選べば1日分の宿泊費が浮き、到着とともに観光を始められるのもメリットと言えるでしょう。
出発地点を東京駅・新宿駅・池袋駅といった主要都市から選べ、近年はコンセント・フリーWi-Fi設置など、快適なバスの増加もうれしいポイントです。
しかし、所要時間は7時間~8時間と移動だけで半日を消費し、同じ姿勢で長時間いる身体への負担もデメリットと言えます。
道路の混雑・天候状況に左右されやすいため、タイトなスケジュールの旅行にも不向きです。

体力があって費用を抑えたい人にお勧めの高速バス

体力があって費用を抑えたい人にお勧めの高速バス

大阪も観光するならお勧めの移動手段「飛行機」

京都には空港がないので飛行機を使う場合は、大阪の関西国際空港や大阪国際空港(伊丹空港)を経由してアクセスします。
飛行時間自体は約1時間と短く、快適に移動できるのが特徴です。
ただし、各空港から京都駅までは電車かバスで1時間以上かかり、保安検査・搭乗手続きの時間まで含めると新幹線よりも移動時間は長くなります。
運賃も片道10,000円~20,000円が一般的で、コスト面のメリットも期待できません。
そのため、空港での買い物を楽しみたい方、大阪と合わせて京都を観光予定の方以外は他の手段をお勧めします。

関西地方の空の玄関・関西国際空港

関西地方の空の玄関・関西国際空港

プライベートな空間で旅をゆっくり楽しめる「レンタカー」

レンタカーを借りて東京から京都に向かうのも選択肢のひとつです。
公共交通手段と異なりドア・ツー・ドアの移動が可能で、車内に自分たちだけの空間を確保できます。
好きなタイミングにサービスエリアや観光地に立ち寄れるので自由度が高く、ファミリー・グループ旅行にお勧めです。
ただし、長距離運転の負担は大きく、渋滞・天候・事故などによる遅延リスクがあります。
都市部では道幅が狭い場所や一方通行が多いため、慣れていない訪日観光客はストレスを感じることが多いでしょう。

所要時間
4時間30分~5時間程度 (休憩時間は含まず・交通状況で前後)
高速料金
10,000円~
レンタカー代
7,000円~10,000円程度(車両・レンタカー会社・時期によって変動)
+乗り捨て料金(40,000円〜50,000円程度)、ガソリン代、オプションなどの諸費用がかかる

各移動手段の所要時間と片道料金まとめ

ここまで紹介してきた4つの交通手段の費用と所要時間を表にまとめました。
見ての通り、コストを重視したい方は「高速バス」を選ぶと良いでしょう。

新幹線で移動する場合

片道の所要時間
約2時間10分
片道料金
13,320円~(自由席)
補足
東京駅 - 京都駅間

※2025年6月時点の情報

高速バスで移動する場合

片道の所要時間
7時間~8時間程度
片道料金
平日:3,000円~4,000円
週末:6,000円~8,000円
(時期により変動)
補足
東京駅 - 京都駅間

※2025年6月時点の情報

飛行機で移動する場合

片道の所要時間
2時間30分程度
片道料金
20,000円前後
補足
羽田空港 - 伊丹空港 - 京都駅間

※2025年6月時点の情報

レンタカーで移動する場合

片道の所要時間
4時間30分~5時間程度(休憩なし)
片道料金
17,000円~(レンタル料+片道の高速代金)
補足
追加でガソリン代・乗り捨て料金など諸経費がかかる

※2025年6月時点の情報

初めての日本旅行こそ京都へ訪れるべき理由

京都には清水寺・金閣寺・銀閣寺伏見稲荷大社など、日本を代表する歴史的建造物や文化財が多く、訪日観光客にも人気が高い場所です。
四季折々に異なる表情を見せてくれるので、訪れる時期で異なる楽しみ方ができるでしょう。
春は桜の淡いピンクに包まれ、夏は風物詩の祇園祭が街を彩り、たくさんの人々で賑わいます。
秋は紅葉が一帯を鮮やかに染め上げ、冬は雪化粧した静かな街並みが幻想的な雰囲気を演出します。
また、長い歴史と伝統に培われた食文化も見逃せません。
上品な味づけと美しい盛り付けが特徴の「京料理(湯豆腐・懐石料理など)」、八つ橋などの和菓子をはじめ、様々なグルメを堪能できます。
町家カフェ・和風モダンなカフェで歴史を感じながら、抹茶スイーツなどを味わえるのも京都ならではの魅力ですね。
文化・歴史・自然美と、日本の魅力が詰まった京都は、まさに初めての日本旅行にふさわしい場所です。

桜で華やぐ春の京都

桜で華やぐ春の京都

紅葉が彩る秋の京都

紅葉が彩る秋の京都

京都から1時間以内にアクセスできる人気観光地

京都近郊にも多彩な魅力を持つ観光地が点在しています。
ここでは京都駅から1時間以内でアクセスできる、4つの観光地とその見どころを紹介します。
ぜひ京都と併せて気になる都市に足を運んで、より旅行を充実させてください。

京都から約10分!琵琶湖が織りなす絶景を満喫できる「滋賀県大津市」

大津市は、日本最大の湖「琵琶湖」を中心に豊かな自然と歴史が息づく街です。
湖上をゆったり進むクルージングや多種多様なウォータースポーツを通じて、湖岸の絶景を満喫できるほか、びわこ花噴水のライトアップも人気です。
世界文化遺産の「比叡山延暦寺」、1,300年以上の歴史を誇る「三井寺(園城寺)」に代表される歴史的な神社仏閣も多く、日本の伝統文化・信仰も深く感じられます。
また、温泉宿もあるため、ゆったりとした時間を過ごすことも可能です。
春の桜、夏の新緑、秋の紅葉といった四季折々の風景が広がり、いつ訪れても楽しめるのも魅力。
JR「京都駅」から琵琶湖線で2駅・約10分とアクセスも良好なので、京都からの日帰り観光にも最適です。

琵琶湖の絶景や歴史文化を感じられるスポットが盛りだくさんの大津

琵琶湖の絶景や歴史文化を感じられるスポットが盛りだくさんの大津

京都から約30分!絶品グルメと多彩な体験を楽しめる「大阪」

“食い倒れの街”として知られる大阪は、お好み焼き・たこ焼きなどの粉ものをはじめ、バラエティ豊かなグルメが旅人の舌を魅了しています。
大阪らしさが凝縮された「道頓堀」や「新世界」で食べ歩きするのが定番。
さらに、大阪のシンボル「大阪城」、世界的な人気を誇るテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、若者文化の発信地「アメリカ村」など、見どころも豊富です。
大型商業施設も充実しており、ショッピングも思う存分楽しめます。
「京都駅」からはJR京都線の新快速で約30分とアクセスも良好なので、京都と合わせて巡るのもお勧めです。

絶品グルメを筆頭に多彩な魅力を持つ大阪

絶品グルメを筆頭に多彩な魅力を持つ大阪

京都から約40分!京都よりも古い歴史を持つ都「奈良」

日本最古の都として1,300年以上の歴史を刻む奈良。
圧倒的なスケールを誇る「東大寺」の大仏殿、朱塗りの社殿が映える「春日大社」など、世界遺産に登録された寺社が点在しています。
奥深い参道を散策すれば、悠久の歴史と仏教文化を体感できるでしょう。
格子戸の町家や古民家カフェが軒を連ねる「ならまち」もお勧めのスポットです。
また、「奈良公園」では、自由に歩き回る愛らしい天然記念物のシカと触れ合いながら、春は桜、秋は紅葉の彩りを楽しめます。
近鉄線「京都駅」から急行で約45分(有料特急なら約40分)とアクセスも良いので、古の都の面影を巡ってみてはいかがでしょうか。

1,300年以上の歴史を持つ日本最古の都も散策してみよう

1,300年以上の歴史を持つ日本最古の都も散策してみよう

京都から約1時間!異国情緒あふれる美しい港町「神戸」

山・海に囲まれた神戸は、異国情緒とモダンな雰囲気が共存する美しい港町です。
港エリアには、神戸のランドマーク「神戸ポートタワー」や「神戸ハーバーランド」があり、昼夜を問わず港町ならではの絶景を楽しめます。
開港以来の歴史を感じられる「旧居留地」、異人館が並ぶ北野エリアは異文化が融合した街並みや明治期に建てられた洋風建築が見どころです。
神戸ビーフを筆頭に食文化も豊富で、様々なグルメを堪能できます。
有馬温泉」や「六甲山」といった有名スポットも多く、1度の滞在で多彩な体験をできるのが最大の魅力と言えるでしょう。
アクセスは「京都駅」からJR京都線の新快速で約1時間、途中で大阪駅を通過するので3都市に足を運ぶのもお勧めです。

港町ならではの美しい夜景も神戸の魅力のひとつ

港町ならではの美しい夜景も神戸の魅力のひとつ

まとめ

この記事では、東京から京都への主な交通手段について、所要時間や料金、それぞれのメリット・デメリットを中心に紹介してきました。
また、京都と合わせて巡りたい4つの人気観光地の見どころも紹介してきましたが、関西地方にはまだまだ魅力的な観光地がたくさんあります。
気になるエリアを見つけて、関西地方を満喫する旅行プランを計画してみてくださいね。

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