湊御殿(奥御殿)

湊御殿(奥御殿)

歴代藩主が利用した紀州徳川家の別邸である湊御殿の一部です。

湊御殿は、現在の和歌山市湊1~3丁目にあった紀州藩主の別邸で、二代藩主徳川光貞が元禄11年(1698)に造営しました。しかしながら、その後幾度も火災で焼失し、現在の建物は十一代藩主斉順により、天保5年(1834)に再建された建物のうちの一棟で、平成18年(2006)に現在の地に移築されました。
 斉順により造営された湊御殿は、江戸城本丸御殿や紀州藩の江戸屋敷を模した、広壮で豪華なものであったと言われています。建物は、上の間・次の間・入側廊下などからなる数寄屋風書院造によるもので、上の間には床の間・違棚があります。また、入側廊下の奥の杉戸絵には紀州藩に仕えた絵師により「唐人人物図」と「花鳥図」が描かれています。

  • 関西文化の日 開催期間:2024年11月16日(土)・17日(日)
  • 無料となる展示内容:観覧料が無料になります

写真

湊御殿(正面から)

湊御殿(正面から)

基本情報

住所
〒641-0063 和歌山県和歌山市西浜1161
TEL
073-444-4188
最寄り駅
JR阪和線「和歌山」駅より南海バスで養翠園前下車 徒歩約5分
開館時間
09:00 ~ 17:00 (最終入館時間 17:00)
夜間開館
入場料
通常時: 有料
特別展示料: 無料
休館日
年中無休
ユニバーサル設備
車いす使用者対応トイレ、オストメイト対応トイレ、外国語による案内表示: 英語、外国語による案内表示: 中国語(簡体字)

アクセスマップ

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