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滋賀でボーダレスに出会う
ボーダレス・アートミュージアムNO-MAは2004年6月、「ボーダレス」という言葉に思いを込めて開館しました。ボーダレス・アートは、障害のある人たちによる造形表現や現代アートなど、様々な表現を分け隔てなく紹介していこうとする、館の展示コンセプトです。
NO-MAは、社会福祉法人が運営する美術館ですが、「障害のある人のため」という限定的な役割を担うのではなく、訪れた人々に「芸術」とは何か、「表現」とは何かを考えてもらえるような場であり続けたいと考えています。ボーダレス・アートという視座を通じて、人の表現が持つ根源的な魅力を伝えていく美術館です。
・関西文化の日 開催期間:
・無料となる展示内容:
・無料となる展示内容の注記:
NO-MA2階 畳の空間に作品を展示しています
NO-MA1階 展示風景(「踊る細胞~田島征三とアール・ブリュットたち~」2013年より)
NO-MA蔵 展示風景
NO-MAが収蔵する3万点を超える作品の中から、新たに収蔵された2名を含む、6名の作家の作品を2期にわたって展示します。
光の三原色である赤・緑・青が混ざり合い、つくりだす色は無数にあります。
目の前に広がる光景を作品に収めようとしたとき、どの色の絵具を混ぜるか、カラーペンを手にするかは、人それぞれ違うことでしょう。
ときには、黒一色で描かれた作品から、豊かな色彩を感じることもあります。
本展では、色のもつ力に焦点を当てて、作品の豊かな表現を紹介します。
色彩豊かな5名の作品を紹介する第Ⅰ期。第Ⅱ期では、単色で表現された作品を紹介します。
4名の作家は、どちらの会期でも展示し、それぞれの表現の魅力に迫ります。
作者が表現しようとした世界を、色をテーマにお楽しみください。
同時開催「つくろう!あそぼう!ものづくランド」
「ものづくランド」は2023年に第1回を開催して以来、NO-MA近隣の子どもたちに大人気のイベントです。子どもだけでなく、大人ももちろん参加OK。久々にクレヨンを手にして絵を描いたり、人形を作ったり、ものづくりに夢中になる姿が見られます。土日になると、朝早くから「ものづくランド」をめがけて来館してくれる親子がたくさんいましたが、今回は夏休み期間も開催するので、よりたくさんの人にものづくりの楽しさを感じてもらえる機会になるはずです。
岩崎司 無題 制作年不詳
木本博俊 タイトル不詳 2014
ドゥイ・プトロ タイトル不詳 2015
橋脇健一 無題 1978年頃~2001年頃
平田猛 無題 2017 画像提供 art space co-jin 「アートと福祉のアーカイブ・京都」
三橋精樹 無題 2006
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