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和歌山城と美しいコントラストをなした黒川紀章設計の美術館
1963(昭和38)年に和歌山城内に開館した和歌山県立美術館を前身とする和歌山県立近代美術館は、1970(昭和45)年、和歌山県民文化会館1階に開館しました。ここで23年間の活動を続けたあと、1994(平成6)年7月、現在の場所に新築移転しました。
和歌山県立近代美術館の個性的な外観は、和歌山城の天守閣を間近に望む緑豊かな環境のなかで、和歌山城と美しいコントラストをなしています。
建物の正面には巨大な灯籠が建ち並び、特徴的な庇(ひさし)を数多く設けるなど、近代的な中にも日本の伝統を感じさせます。池や滝が配されている広々とした敷地には熊野古道をイメージした散策路がめぐらされ、館を訪れる人々がゆったりとくつろぎ、楽しんでもらえるような場となっています。また池の中には、天然記念物である根上がり松を背景にした野外ステージを設けて、三年坂をへだてた和歌山城との歴史のつながり、熊野をイメージした自然とのつながりを念頭に置いた「共生の思想」(黒川紀章)が反映された施設となっています。
開催期間 2025年4月12日(土)~6月29日(日)
新宮市出身の詩人であり小説家の佐藤春夫(1892~1964)は、美術にも深い関心を示しました。春夫が愛蔵した美術作品を中心に、その美術との関わりを紹介します。
開催期間 2025年4月12日(土)~6月29日(日)
和歌山県ゆかりの作家を軸にした当館の特色あるコレクションを通して、19世紀後半から1960年代にかけての美術の流れをご覧いただきます。
開催期間 2025年4月12日(土)~2026年4月5日(日)
「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」にあわせて開催。1970年、前回の大阪万博と同年に開館して以降、55年にわたる当館の歩みのなかで、「現代」という時代とともに培われてきた多様なコレクションを、何度かの展示替えをしながら1年を通じてお楽しみいただきます。
和歌山県立近代美術館
エントランスホール
ミュージアムショップ
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